俺たちの日
The Big Blowdown
ジョージ・P・ペレケーノス / 早川書房 / 98/09/30
★★★★
主題がきわめて興味深いが、どちらかといえば古いハードボイルド
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『硝煙に消える』や『友と別れた冬』でギリシャ系アメリカ人を主人公にしたミステリを書いた著者が、これらのミステリの主人公の祖父の時代を舞台に書いた時代物ハードボイルド。
要するに普通のハードボイルド小説なのだけれども、1930年代から1940年代末までのワシントンD.C.の街の雰囲気が素晴らしい。また、ギリシャ人コミュニティと、その他の各エスニシティとの微妙な関係などに関する描写も興味深い。著者は特に、主人公のギリシャ系の男と、ポーランド系の男が、ちょうどその頃現れたチャーリー・パーカーの音楽を理解できない、ということを強く主張したいようだ。
これも三部作のシリーズになるらしい。
1998/10/19