エサウ
封印された神の子
Esau
フィリップ・カー / 徳間書店 / 98/10/31
★★
どうしようもなく平凡な冒険小説
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ヒマラヤの山奥に、ホモ・サピエンスに近い新しい種が発見されていろいろなことが起こるという冒険小説。少し前に『ネアンデルタール』という言語道断の小説があったが、あれよりは少しだけましであるにせよ、どうにも扱いに困る本。
帯に「イギリスのマイクル・クライトン」という惹句があるが、これは本当のことである。要するに、フィリップ・カーはもう救いがたい小説しか書かなくなった、ということ。カーの場合は意図的だと思われるだけに、悲しいものがある。
1998/11/1