哲学航海日誌
野矢茂樹 / 春秋社 / 99/04/20
★★★★★
力強い本
物語形式の入門書だった『無限論の教室』はどうも面白くなかったのだが、こちらはエッセイ形式で、内容はちょっとだけハード。力のこもった作品でとても良かった。章のタイトルは、I「他我問題」、II「規範の他者」、III「行為の意味」、IV「他者の言葉」。全体として、哲学が陥っている、第三者から見れば病気とか思えないような議論を、より一般的な感性の方に引き戻そうという試みのように思えた。
1999/9/21
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