愛と動乱のワルシャワ
War and Love
Moshe Mizrahi / Kyra Sedgwick / 1985
★★★
実話だと言われれば仕方がないが
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1985年の作品。製作国はアメリカではなくイスラエルかもしれない。製作のジャック・P・アイズナーという人の自伝をもとにした実話だと言われては「はは〜」と平身低頭するしかない、第二次世界大戦下のポーランドのユダヤ人の話。『聖なる嘘つき/その名はジェイコブ』と同じく英語が使われているが、IMDBにはヘブライ語となっているので吹き替えバージョンなのかもしれない。
キラ・セジウィック(『愛が微笑む時』)のデビュー作(TV出演はこれ以前にもある)という理由だけで見たもので、大した映画ではないけれども、ちょっとばかり1960年代ぐらいの「文芸大作映画」みたいな雰囲気が味わえて懐かしかった。セットが良い。
にしても、ストーリーが不自然。主人公の少年は、ワルシャワのゲットーを何度も出入りして、最後には危険があることがわかりきっているゲットーに恋人と一緒に戻り、レジスタンスに参加した後に、収容所送りになる。脱走を試みて絞首刑に処されたが、絞首台が壊れたために生き延び、最後にはドイツ兵に射殺される寸前にアメリカ軍が登場して助かる。こんな御都合主義の脚本でいいものだろうか。でも実話だからしょうがないのだ。
キラ・セジウィックを見る映画として割り切ってもよいのだが、実はそこそこ楽しめた。トリッキーなところは何もない、退屈さが心地よいタイプの映画だった。
2000/8/9