自由な女神たち
Polish Wedding
Theresa Connelly / Lena Olin,Gabriel Byrne,Claire Danes / 1997
★★★
ヨーロッパ映画のような
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監督のテレサ・コネリーはこれがデビュー作。ダメな作品と作家を輩出しているサンダンス・インスティテュート出身。
デトロイトのポーランド系の一家を描く家族映画。ヨーロッパ映画を思わせる色とストーリーと小道具を使い、実際にデトロイトのポーランド系移民が多く住む地域で撮影したらしいが、IMDBのユーザー・コメントによると、この映画のポーランド的な要素は登場人物の名前だけで、あとはメチャクチャらしい。エスニシティを売り物にする映画にとって、この手の批判はちょっときついだろうな。
レナ・オリン(『NY検事局』、『ミステリー・メン』)が一家のおばあちゃん(にはとうてい見えない)、ガブリエル・バーン(『若草物語』、『エンド・オブ・デイズ』)がおじいちゃん、クレア・デインズが娘を演じている。
まあ、ポーランド人がちゃんと描かれていないとしても、この映画があざといまでにヨーロッパ的であろうとしていることはたしかである。一番説得力があったのはクレア・デインズの走り方だった。なぜかはわからないが、この映画での彼女の走り方はアメリカ映画じゃないヨーロッパ映画の走り方に見える。レナ・オリンの熱演は美しいが、結果として役に立っていないのがもったいない。
ちなみに、この映画の邦題『自由な女神たち』と、ビデオ化の際の副題『ハッピー・ウェディング』はミスリーディングもいいところ。少なくとも表面的なテーマは、これらの文字列が与える印象とは正反対である。
2000/11/15