スリー・キングス
Three Kings
David O. Russell / George Clooney,Mark Wahlberg,Ice Cube,Spike Jonze / 1999
★★★
まあ頑張ってはいるが
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監督のデヴィッド・O・ラッセルは『アメリカの災難』(1996)の人。本作は湾岸戦争版の『独立愚連隊』。
MTVばりの凝った映像と編集で、湾岸戦争の終結後のドタバタをシュールリアリスティックに描く。アメリカ人にしてはかなり頑張ってPCなストーリーにしているが、やはり限界は厳しい。こういうのを見ていると、日本のプログラム・ピクチャーの戦争映画は質が高かったと思えてくる。
米軍兵士たちを演じるのは、ジョージ・クルーニー、マーク・ウォールバーグ、アイス・キューブ、スパイク・ジョーンズ。後者の2人が良いが、頭の弱い兵士を演じているスパイク・ジョーンズが『マルコヴィッチの穴』の監督であることを知ってかなりびっくりした。監督の友達ということで起用されたようだが、結果としてこの映画で一番印象に残る名演を見せた。特にジョージ・クルーニーとマーク・ウォールバーグに臭みがあるだけに。
DVDメモ。日本版
メイキング、インタビュー各種、監督によるビデオ・ジャーナル、監督による音声解説トラック。
やたらに付録が多く、音声解説トラックは面倒なので見ていない。美術監督と撮影監督がどういう苦労をしたかを詳しく語ってくれる。スパイク・ジョーンズが撮影したビデオも入っている。監督によるビデオ・ジャーナルは、脚本執筆の段階から初上映までのテープを手際よく編集したもので、ハリウッドで映画を撮ることの大変さが伝わってくる。メイキングでも、大きいプロダクションは大変だ、という話に終始している。
2000/12/17