トンネル
Tunnel,Der
Roland Suso Richter / Heino Ferch,Nicolette Krebitz,Sebastian Koch,Alexandra Maria Lara / 2001
★★★
安定しすぎか
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監督のローランド・ズーゾ・リヒターは、無茶苦茶よかった『大爆破』の人。もともと『大爆破』のビデオが日本で発売されたのは、本作が話題を呼んだからだと思われる。ベルリンの壁の下にトンネルを掘って、東ドイツから親戚・知人を脱出させた人々についての実話ベースの映画。TV用のミニシリーズだったものが劇場公開された。
実話であり、いい話であるというところに安住している映画に思えた。まあ、こういう国家の威信のかかったテーマの大衆向け作品で冒険をするわけにはいくまい。また、劇場用に編集しなおす際にいろいろとカットしたせいで、ストーリーの流れがおかしくなった面もあるのかもしれない。
主人公にハイノ・フェルヒ。ヒロインのニコレッテ・クレビッツは、『CLUBファンダンゴ』や『バンディッツ』と比べると段違いによいが、それは従来のドイツ映画のヒロイン的な良さであった。
2003/5/8